朝のイライラを解消!忘れ物が多い子供の対策

お役立ち

 

突然ですが、お子さんは忘れ物が多いですか?
もしくは自分でどうにかして欲しいと思っていますか?

朝はとても貴重な時間。
なるべくイライラしたくないですし、ガミガミ言いたくないですよね。
朝から嫌なことあると、1日中引きずりませんか?
出来るだけ心がフラットな状態で送り出したいものです。

 

どうしたら忘れ物が減るの?
よく忘れ物をして困っているのよ。
何か対策は無いの?

こんな事をお悩みの方に、長年悩んでいた私の成功体験を共有したいと思います。

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忘れ物が減る方法は「引くこと」だった

結論から言うと、完全にはなくなってません。
でも、かなり減りました!

まずは忘れ物が減るようにする努力、根気強く言っているということが大前提です。
これで成功している場合は、お子さんは言ってあげることで気づいて、自分から行動ができている証拠です。
とても素晴らしいと思います!

では、それでもダメだった場合、どうすればいいのか。
それは「引くこと」です。
そう。
押してダメなら引いてみよう作戦です!

私は何年も押していた方だったんです。
毎日朝から「あれ忘れているよ、これしてないよ。」と、ガミガミ言っていました。
同じ物を用意するだけなので、一見「出来る!」と思うようなことなのに、言われないとしなかったんです。
今思うと、子供は「言ってもらえるから動かない」という思考になっていたのです。

そこで私が取った行動は

「これからは自分で考えて用意してね。分かってても言わないよ。」
このように、はっきり宣言をする!
冷たく聞こえるかもしれませんが、ここはこらえて、忘れ物が分かってても言わないようにしました。

すると、ちゃんと自分で考えて行動するようになったんです。
最初は忘れ物が多くて、登校ギリギリで慌てるなんてこともありました。
今でもたまにありますが、回数が格段に減りました。

ただ、先ほどもお伝えしましたが、完璧かと言うとそんなことはないです。
皆さんも忘れ物する時はあると思いますし、仕方ないと思います。

それに子供って、この世に生まれてまだ少しなんですよね。
そう考えたらハードルが下がりませんか?

まだ生まれて何年かしか経っていないのに、よくやってると思います。
少しでも出来るようになったら、褒めてあげると喜ぶので、ぜひ褒めてあげてください♡

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忘れ物をして困っている場合

行動を見てみよう

まず、いつ、何を忘れているのか見てみましょう。

例えば我が家の場合

✔︎朝
✔︎マスク、検温、提出物、ハンカチ

以上をよく忘れます。
そこで、引き算をします。

 

特に絶対忘れたらいけないもの

✔︎マスク、検温、ハンカチ

これは、忘れたら人に迷惑がかかるので、絶対に忘れないように言う場合もあります。
そこで、絶対に忘れたらいけない物を、どう気づかせるか。

それは「チラつかせ作戦」です。

何気に見える場所に置いておきます。
これだと、言わなくても大丈夫ですよね。
息子は「あっ!」と言いながら用意しています。

次に、残りの提出物。
これは、忘れたら自分が困るものです。
このような物は完全に見ていないフリをします。

すると失敗を学んで学校から帰ってくるので、次第に忘れなくなります。

前日からの用意が翌朝を決める

前日のうちに、洋服や朝持っていくものはまとめてカゴなどに入れておき、翌朝カゴから出してしまえば、登校出来るような段取りにします。
朝用意をすると、忘れ物が増える可能性がUPしてしまいます。
そのため、前日に用意をしておいて、朝は1つのカゴから出すだけにしておきます。

これを自分で出来るようにしていくと、かなり解消されると思います。

忘れ物対策でしておくべきこと

ここまで出来ていても、もしまだ不安や忘れ物がある場合は、担任の先生に伝えておきましょう。

我が家の場合、息子が1、2年生の頃の担任の先生は、絶対忘れ物がないように、親御さんが見てあげて下さいとい言われていました。

今の担任の先生は、息子の学年が上がっている事もあると思うんですが、自立を考えた先生です。
同じ学校でも、先生によって考え方が全く違うので、予め個人面談の時に先生に相談して、一緒に見守ってもらいました。

なぜか相談したかと言うと、先生によっては「最近忘れ物が多いですよ。」と電話がかかってくる場合があるからです。
先生に気を遣わせないためにも、お知らせ程度で構わないので予め言っておくことをお勧めします。


今の状況と、こうしたいから忘れ物を少しでもなくすためにも行動していますと伝えておくだけで、先生も忘れ物が多い理由を知れていいと思います。

補足ですが、もし先生に言うことによってモヤモヤしそうと思うようであれば、言う必要は無いと思うので、親御さんで判断されてください。


たまにフォローを入れつつ、忘れ物に気づかせること、これがだいじなのかなと思います。

子供に忘れ物をなくしてもらうために注意するべき3つ

その①:怒り過ぎない
その②:放置し過ぎない
その③:忘れた物を振り返る

まず、怒り過ぎないこと。
よく怒ってしまいがちですが、怒っても怒りすぎない事を意識しましょう。
朝から怒られる!と思い、子供が嫌な気持ちになってしまいます。
忘れ物に意識が向けられなくなるので、ホドホドに。

次に、放置し過ぎないこと。
忘れたと思って放置しても、子供が「言われなくてラッキー♪」と思ってしまっては本末転倒です。
引いてダメだったらまた言ってみながら実践していきましょう。

最後に、忘れた物を振り返る。
なんで忘れたのか、どんな状況で忘れたのかをはっきりさせると、次は同じ失敗をしないためにはどうすればいいのか分かると思います。
お子さんと話し合いながら考えて、次に繋げましょう。

自分を振り返るいい機会になる

ここまでは、忘れ物をしないようにするにはどうすればいいのか解説していきましたが、きっと自分を振り返るいい機会になったことと思います。

✔︎押してもダメなら、引いてみよう
✔︎絶対に忘れたらいけないものは「チラつかせ作戦」
✔︎忘れ物が分かっていても教えないと宣言してみよう
✔︎前日の用意が、翌朝の全てを決めると言っても過言ではない
✔︎先生に気を遣わせないためにも、今行っている事を伝えておく


以上のことをやってみて、忘れ物の問題をクリアにすると、あまり部屋が散らからなくなるので、一石二鳥です。
ぜひ言葉がけ、押してダメなら引く作戦、やってみて下さい。
少しでも参考になれば嬉しいです♡

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