仕事しながらの妊活は、すごく大変ですよね。
仕事から、そのまま直帰で帰れなかったり、お昼休みを利用していても、受診の時間が長引いてしまい、会社に戻りづらかったり、色んな悩みを抱えている方もいることと思います。
そこで考えるのが「仕事を辞めるか、セーブするか」だと思います。
環境などによって、全然変わってくると思いますが、ここでは、妊活経験のある私が、妊活と仕事の両立について、お話していこうと思います。
【妊活で仕事をセーブするか、辞めるのか】結論、お金次第です。
妊活は、病院に行って、検査や手術などとなれば、とてもお金が掛かりますよね。
助成金があるとはいえ、負担額が、身を削られるような金額で、きっと、色んな事を我慢していらっしゃる方もいるのではないでしょうか?
お金だけで無く、削られるのは、時間です。
時間に余裕があればいいのでしょうが、病院に行くと、専門の病院を受診すれば、、早くても半日くらい掛かることと思います。
そこで考えるのは、妊活をしていく上で、これ以上仕事をするには限界があると感じたり、セーブして、半日くらいは病院の日にしたりして、職場に迷惑をかけたくない。
できれば仕事を辞めたい!ということではないでしょうか?
結論から言ってしまうと、お金の余力があれば、辞めてしまう方が楽だと思います。
なぜかというと、病院通い、家事、仕事をしていたら、エンドレスで忙しくなるからです。
お子さんがいらっしゃれば、さらに忙しいと思いますし、自分のことまで手が回らないような忙しさだからです。
ですが、現実問題、結構なお金が掛かりますよね。
働かないと追いつかないという方が多いのではないでしょうか?
そこで、質問をしたいのが、以下のとおりです。
・転職の気持ちはある?
・今の職場にやりがいはある?
・仕事を辞めたいのか、もしくは辞めたくないのか?
・セーブ、もしくは病院に行く時に、抜け出すことができる環境?
この質問の答えはいかがでしょうか?
では、以下にて説明しますね。
お金に余裕はある?
お金に余裕があると、選択肢は広がります。
まさに、気持ちひとつだと思います。
それは「仕事がしたいか、したくないのか。」
それだけ考えても良いと思います。
反対に、お金にあまり余裕が無い方は、何かしら、仕事、お金を稼ぐことを考えた方が良いと思います。
なぜかというと、妊活と一言で言っても、お金の掛かり方は全然違います。
妊活の選択肢を増やすためにも、仕事などはしていく方が良いのではと考えます。
転職の気持ちはある?
もしあなたが、今の職場に居づらかったり、時間に厳しい会社で働いていた場合、転職も視野に入れておいたほうがいいと思います。
今、転職の気持ちはありますか?
もし職場が、妊活のために時間を調整してくれる会社であれば、そのままが良いのかなと思いますが、そうでなければ、転職を考えておいたほうが良いかも知れません。
今は、働き方がどんどん変わっているので、時短や、在宅ワークなどがOKな会社もたくさんあります。
時間にとらわれないのであれば、在宅ワークで、自由出勤が可能な職場が、働きやすいように感じます。
今の職場にやりがいはある?
今働いている職場は、やりがいがありますか?
もし、働きがいのある会社だったら、調整してくれるようであれば、そのまま働くことをオススメしますが、そうでない場合は、働きやすさを考えればいいのではと思います。
仕事を辞めたいのか、もしくは辞めたくないのか?
ストレートな質問ですが、ここが一番だいじです。
あなたは、仕事を辞めたいですか?
それとも、辞めたくないですか?
もし辞めた場合、どうしたいですか?
この質問の答えが、全てを決めるといっても過言ではありません。
きっと、辞めたいと思っている理由は、時間や、居づらくなることが主な原因では無いかと思います。
辞めたいと思っているようであれば、辞めて、転職もありなのではと思います。
辞めたいとずっと思っていたら、きっと心がきつくなってしまいます。
それであれば、新しい世界に飛び込む、時間を確保することが良いかもしれません。
反対に、辞めたくないのであれば、どうにかして、時間を作る方法を考えたり、セーブ出来るようにお願いをしてみたりする方が良いと思います。
勇気を出して、信頼できる上司などに相談してみるのも、いいかも知れません。
セーブ、もしくは病院に行く時に、抜け出すことができる環境?
あなたの職場は、病院に行くことに対して融通はききますか?
融通のきく職場だったら、そのまま働くのも良いかも知れません。
もし転職すると考えたら、今の条件、もしくはそれ以上の職場を探さないといけないです。
簡単に見つかる職種であれば、転職を考えてみてもいいと思います。
反対に、融通のきかない職場であれば、転職するほうが、ストレスが減るかも知れません。
探してみても良いと思います。
【妊活専門クリニック】主な妊活スケジュール
ここでは、専門クリニックでの、主なスケジュールについて、お話します。
実際に私が通っていた例などに沿ってお話するので、違うこともあるかと思います。
「大体はこんなスケジュールなんだなー。」くらいに見ていただけると幸いです。
3ヶ月〜 本格的に治療、投薬等スタート
※もし結果が陰性だった場合や、卵を凍結した場合、体の状態によっては、1周期〜2周期お休みする場合もあります。
※その他、予定が変わり「明日来てね。」や「○日後、○○するから、朝から来てね。」など言われることもあります。
まず、最初から妊活スタート!というわけではありません。
(当時、ここがまずびっくりでした!)
たくさんの検査を行うのですが、検査の内容によっては、生理が来たらお休みしなければならないものもあります。
結果次第では、もっと時間がかかる場合もあるので、最初は焦るかも知れませんが、皆さん、そのような感じでスタートしています。
次に、病名が分かる方でしたら、治療を。
病名が分からない方、もしくは、それ以外の方は、次のステップに進んでいきます。
1周期の間、仕事等で毎日通えない方に対して、病院では自己注射が出来る場合もありますが、基本的には毎日通って、注射をしてもらったり、内診(エコー)が数日に一回、もしくは毎日ある時もあります。
なので、仕事との両立は、正直、かなり難しく感じる方もいると思います。
仕事をセーブ、辞めるメリットとデメリット
では、ここからは、実際に体験して感じた、メリットとデメリットをご紹介します。
仕事をセーブするメリット
仕事自体は続けられるので、お金が入ってくる。
カミングアウトしたら、気を遣ってくれて、休みやすくなった。
ずっと妊活の事を考えないで良いので、気持ちが楽。
仕事をセーブするデメリット
お金が減る。
治療内容によっては、貯金を崩さなくてはならないときがあるので、きつい。
セーブしているとはいえ、ずっと通わなければならない周期は、とても忙しい。
仕事を辞めるメリット
ストレスから解放されるので、時間を気にせず、妊活が出来る。
病院の帰りにカフェやお店に寄ったりできて、楽しめる。
時間に余裕が出来た分、食事を気遣ったり、丁寧な暮らしが出来る。
仕事を辞めるデメリット
完全に収入が無くなるので、パートナーの収入のみに頼らなくてはいけない。
治療内容によっては、金額的に、かなりダメージを受ける。
社会と関わらなくなるので、基本引きこもってしまいがちで、色々妊活の事を調べてしまい、検索魔と化してしまう。
ストレスを取るか、お金を取るか、究極の2択になってしまいますが、全てを全力にしてしまうと、とてもきついです。
なので、どこに重きを置くのか。
「妊活メインなのか、仕事メインなのか」によって、選ぶと良いと思います。
【妊活で、セーブや辞めた経験あり】妊活で転職するなら○○の条件がオススメ!
私は、妊活だけの理由というわけではありませんが、妊活で仕事を辞めた経験があります。
当時、フルタイムで働いていて、やりたい事が全くできない、そのような生活を毎日送っていました。
専門医に行こうと思っていても、なかなか行けない。
週に1回〜2回の休みだけでは、とてもじゃないけど、通えない。
そう思っていました。
仕事を辞めてから、その病院に行ったのですが、人が多く、妊活雑誌に載っているだけの、すごい設備のクリニックでした。
検査を一通りして思ったのは「フルタイムで仕事をしながらは、絶対に無理だった。」ということです。
その後、タイミング悪く、主人が転勤になり、一時はパートで働いていたのですが、その時に考えたことは、病院の近くで働くことでした。
自宅からは遠かったのですが、これがとてもラッキーでした。
とにかく通いやすく、昼休みはすぐに職場を出て、注射などに行けましたし、仕事前に行ったりも、よくしました。
あと私は、上司や社長だけに、妊活のことを話したのですが、体調や病院の事をとても気遣ってもらえ、在宅ワークにさせてもらいました。
こんなに良い職場はなかなか無いかも知れませんが、もともと自由がきくような職場だったので、とても通いやすかったです。
ちなみに職種は、コールセンターでした。
コールセンターは、学生〜年配の方まで幅広く働いているので、融通がきくところが多いかも知れません。
急な休みの時などは、とても助かりました。
ゴールが見えない妊活。
時間もお金もかかるので、答えがなかなか出ないかも知れませんよね。
そんな時は、何に重きを置くのかを考えてみてはいかがでしょうか
まとめると、こんな感じです。
✔辞めるのではなく、転職もアリ
✔病院に近い職場だと、とても楽
✔病院に通う場合の妊活は、長期決戦になるかもと考えておこう
✔セーブ、もしくは病院に通うことができる環境かを考えてみよう
みなさんにとって、良い決断ができますように、祈っています。
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